石川遼 “新兵器”ユーティリティー投入 難コース攻略だ「やりがいある」

 「男子ゴルフ・ダイヤモンド・カップ」(12日開幕、大洗GC=パー70)

 ダイヤモンド・カップは12日に茨城県大洗町の大洗GC(7163ヤード、パー70)で開幕する。アウトの9ホールを練習ラウンドした石川遼(30)=CASIO=は11日、今大会から新兵器のロフト角24度のユーティリティーを4番アイアンに代えて投入し、難コースを攻略すると明かした。

 大洗GCでトーナメントが開催されるのは2013年以来。自身09年以来のプレーとなる難攻不落のコース攻略へ、石川が選択した武器の一つが、4番アイアンに代えてバッグに投入したロフト角24度のユーティリティーだった。

 トータルの飛距離は同じだが、ボールが地面に落ちた後、4番アイアンが10ヤードほど転がるとすると、24度のユーティリティーはその三分の二ほど。「フェアウエーからグリーンを狙うときや、パー3のティーショット、長いパー4のセカンドで使えれば。5番か6番アイアンのような球の止まり方をする」と説明した。

 グリーン周りのアプローチで使う準備も怠らない。「(本番で)いきなりやりたくなることもある。ちょっと練習しておこうと思った」。ラウンドの最後にエッジからボールを数球打ち、転がりを確認した。

 いずれにせよ「ラフも伸びているし、今年1年でほかにないくらい難しいコースかも」という大洗GC。狭いフェアウエーに、せり出した松の木。深いラフ。「マネジメント、状況判断、攻略法がかなり問われる。やりがいがある」と新兵器も駆使した総力戦で臨む。

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