「米女子ゴルフ・最終予選会・第１週第２日」（３日、マグノリア・グローブ・フォールズＣ＝パー７１、クロッシングズＣ＝パー７２）

　１４位から出た古江彩佳（２１）＝富士通＝はフォールズコースで４バーディー、ノーボギーの６７をマークし、通算７アンダーでトップと２打差の５位に浮上した。

　ショットが好調で２番と４番でバーディー。その後もチャンスにはつけていたがパットを決め切れず、パーを重ねた。１２番で下りのバーディーパットを入れると、最終１８番でも伸ばした。

　「たくさんバーディーチャンスがあったところであまり来なかったりしたけど、結果的にボギーがなく、４アンダーで回れたので良かった」とうなずいた。この日はティーショットでフェアウエーを外したのは一度だけで、パーオン率は１００％。「ショットはすごく安定していたので、気が楽に回れた」と振り返った。連日の６０台でトップ通過も狙える位置だが「明日もアンダー目指して、しっかり自分のプレーで頑張りたい」と自然体を強調していた。

　８１位から出た渋野日向子（２３）＝サントリー＝はクロッシングズコースで４バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの７２で回り、通算２オーバーの７２位タイと伸ばし切れなかった。リネア・ヨハンソン（スウェーデン）とアン・ナリン（韓国）が通算９アンダーで首位に並んでいる。

　１１０人が出場する最終予選会は２週にわたり、計８ラウンド１４４ホールで争われる。第１週７２ホールの７０位タイまでが第２週（９～１２日、ハイランド・オークスＧＣ）に進む。第１週のスコアは持ち越され、上位４５位タイまでが来季のツアー出場権を獲得する。