古江彩佳が大会タイ64で単独首位発進 逆転女王へ「100点に近い」 稲見は25位

 3番、バーディーパットを沈め、ギャラリーの声援に応える古江彩佳(撮影・高部洋祐)
18番、自身のトップを伝えるリーダーズボードを背に、パットの狙いを定める古江彩佳=宮崎CC(撮影・高部洋祐)
6番、バーディーパットを沈め、笑顔を見せる古江彩佳=宮崎CC(撮影・高部洋祐)
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 「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯・第1日」(25日、宮崎CC=パー72)

 賞金ランキング2位から逆転女王を目指す古江彩佳(21)=富士通=が単独首位発進を決めた。9バーディー、1ボギーで16年葭葉ルミが記録した大会コースレコードに並ぶ64と爆発した。

 アウトのハーフ29は18年アン・ソンジュがマークした大会記録を1打更新した。「ショットもパットもうまくかみ合ったという一日でした。100点に近いかなと思います」と会心の笑顔を見せた。

 同じ最終組で回った賞金ランキング1位の稲見萌寧(22)=都築電気=は首位と10打差の25位と出遅れた。1バーディー、3ボギーの2オーバー74に「ショットが調子悪くて、ティーショットも曲がってしまって、パーを取るのがいっぱいいっぱいでした」と振り返った。

 最終18番でようやく初バーディーを奪い、2日目以降につなげた。「まだ3日間あるので、とりあえず毎日なるべくアンダー出せるように頑張りたい」と気持ちを切り替えていた。

 今大会の優勝賞金は3000万円で、両者の差は1696万8474円。古江が逆転するには単独2位以上が最低条件。古江が優勝なら稲見は単独3位以下、古江が単独2位なら稲見は単独14位以下でひっくり返る。どちらも初の賞金女王が懸かっている。

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