ノリスが大会新記録19アンダーでV「名誉ある大会の優勝者に名を連ねられた」

表彰式で、優勝カップを手にするショーン・ノリス(左)と弟であるカイルキャディは写真に納まる=琵琶湖CC(撮影・北村雅宏)
優勝し、弟であるカイルキャディと喜ぶショーン・ノリス(右)=琵琶湖CC(撮影・北村雅宏)
優勝し、ギャラリーの声援に応えるショーン・ノリス(右)=琵琶湖CC(撮影・北村雅宏)
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 「男子ゴルフ・日本オープン選手権・最終日」(17日、琵琶湖CC=パー71)

 2位と5打差の単独首位で出たショーン・ノリス(39)=南アフリカ=が2バーディー、1ボギーの70で回り、通算19アンダーで逃げ切り優勝を果たした。今年5月ゴルフパートナー・プロアマ以来の今季2勝目、国内ツアー通算6勝目を挙げた。四日市CCで開催された1994年大会で尾崎将司がマークした通算18アンダーの大会最少優勝スコアを1打更新した。

 優勝会見では「本当に何よりもうれしい。日本オープンは名誉ある大会だと思うし、ジャンボ尾崎さん、青木功さん、松山英樹選手ら、すばらしい優勝者がいる大会に名を連ねられることはうれしく思います」と素直に喜んだ。

 池田勇太が4打差の15アンダーで日本勢トップの2位だった。11アンダーの3位に木下稜介、高山忠洋、タンヤゴーン・クロンパ(タイ)が並び、石坂友宏が10アンダーの6位だった。木下は今季獲得賞金が1億円を突破し、3週ぶりに賞金ランキング1位に返り咲いた。

 米沢蓮(東北福祉大4年)が通算2アンダーの38位でローアマチュアを獲得した。世界アマチュアランキング1位の中島啓太(日体大3年)は6オーバーで68位だった。

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