男子ゴルフ・稲森佑貴 連覇へ6打差から大逆転狙う「爆走中ノリスに負けたくない」

8番、ティーショットを打つ稲森佑貴=琵琶湖CC(撮影・北村雅宏)
18番、バンカーショットを打つ稲森佑貴=琵琶湖CC(撮影・北村雅宏)
15番、セカンドショットを打つ稲森佑貴=琵琶湖CC(撮影・北村雅宏)
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 「男子ゴルフ・日本オープン選手権・第3日」(16日、琵琶湖CC=パー71)

 2018、20年大会覇者の稲森佑貴(27)=国際スポーツ振興協会=が3打差7位から出て、6バーディー、2ボギーの67で回り、通算12アンダーで3位につけた。最終日は18アンダーで首位を独走するショーン・ノリス(南アフリカ)を6打差から追いかけ、大逆転優勝を狙う。

 1999、2000年の尾崎直道以来、史上6人目の大会連覇と、同じく史上6人目の大会3勝目が懸かる。過去の日本オープンでは19年にチャン・キム(米国)が8打差をひっくり返したのが最大逆転優勝。6打差逆転も1976年島田幸作、2007年谷口徹、12年久保谷健一と3度ある。稲森は「ノリスが爆走中なので負けたくない」と闘志を燃やした。

 横浜CCでの18年大会はノリスの猛追を振り切って初優勝を飾った。今回は追いかける立場だが「あんな戦車みたいな人に追いかけられるぐらいだったら、追いかける方がいい」と前向きに捉えた。

 13アンダーの2位に小平智、11アンダーの4位には池田勇太、岩田寛、木下稜介の3人がつけている。

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