松山英樹が54位後退 逆転絶望的…距離感合わず34パット

 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・第3日」(19日、トーリーパインズGC=パー71)

 21位で出た星野陸也は3バーディー、5ボギーの73で回り通算3オーバー、216で31位、松山英樹は3バーディー、6ボギーの74で通算6オーバー、219で54位に後退した。マッケンジー・ヒューズ(カナダ)、ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)、ラッセル・ヘンリー(米国)の3人が通算5アンダー、208でトップに並び、2打差の4位にロリー・マキロイ(英国)とブライソン・デシャンボー(英国)がつけた。

 期待された追い上げは実現できず、逆転は絶望的な位置に下がった。「思ったようにプレーできなかった」と松山は肩を落とした。

 1番で8メートルのバーディーパットをねじ込んだものの、その後はミスが続いた。3番は3パット、4番は1打目を左に曲げてボギー。「スタートは良かったのに…。プレーの内容が、よくなりそうで流れが悪い。ちょっとずつよくない方向へ行ってしまう」と表情は険しさを増した。

 ロングパットの距離感がいまひとつで7番、12番も3パット。計34パットを要し、上位の背中は遠ざかった。「(不調の理由は)ストロークもライン読みも、どっちもある」とぽつり。第2日の最終ホールで「気付いたことがある」と語っていたが、納得できる状態には遠いままだ。

 メジャー2勝目は難しいが、諦めの姿勢を見せることはない。「何かきっかけをつかんで最終日を迎えたい」と話し、練習グリーンで黙々とボールを転がした。

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