古江彩佳「出たい意識はある」五輪代表争い決着は次週に持ち越し

 「女子ゴルフ・ニチレイ・レディース・最終日」(20日、袖ケ浦CC新袖C=パー72)

 東京五輪代表の座を争う稲見萌寧(21)=都築電気=と古江彩佳(21)=富士通=に賞金ランキング1位の小祝さくら(23)=ニトリ=を加えた注目組がホールアウトした。

 世界ランク24位で日本勢2番手の稲見は3バーディー、4ボギーの73で通算1アンダーに落とし、現時点で43位タイ。世界ランク28位で日本勢3番手の古江も2バーディー、4ボギーの74で終え、現時点で48位タイと伸ばせなかった。

 女子ゴルフの東京五輪代表は6月28日付世界ランキングで確定する。今大会で稲見が3位以内に入れば、古江は次週のアース・モンダミン・カップ(24~27日、千葉・カメリアヒルズCC)を待たずに代表入りが消滅する可能性があったが、持ち越されることになった。

 追いかける立場の古江は「雨の水とかも含んだ芝に最初の方はやられた感じで、そのまま流れも自分でつかめずという一日。稲見さんもあまりいい感じではなかったので、二人して流れがつかめなかった」と振り返った。

 五輪代表争いは残り1試合となったが「もうちょっとというところではあると思うので、(五輪に)出たい意識はあります。稲見さんに勝つには、上位争い、優勝が絶対になってくる。自分を信じながらやっていきたい」と最終決戦に向けて意気込んだ。

 現時点でトップは申ジエ、全美貞の韓国勢が通算10アンダーで並んでいる。

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