稲見萌寧が27位浮上、ロングパット沈め計6バーディー 最終日は古江、小祝と同組
「女子ゴルフ・ニチレイ・レディース・第2日」(19日、袖ケ浦CC新袖C=パー72)
37位から出た古江彩佳(21)=富士通=は5バーディー、3ボギーの70で回り、通算2アンダーで27位に順位を上げた。59位から出た稲見萌寧(21)=都築電気=も2アンダーに伸ばし、27位まで浮上。東京五輪代表の座を争う両者が最終日は同組でラウンドする。通算8アンダーの森田遥と全美貞がトップ。1打差3位に穴井詩、さらに1打差の4位に河本結と田辺ひかりが続いている。
初日56位と出遅れた稲見は27位まで巻き返した。前半14番で15メートルを沈めると、15番8メートル、17番5メートル、後半1番も6メートルと長いパットを次々と決めた。計6バーディーを量産し「ショットはまだ曲がっている。昨日よりパターが入ってくれたのでスコアが何とかなった」と振り返った。最終日は古江以外に賞金女王を争う小祝とも同組。「あまり調子が良くないので何とも言えない。少しでも伸ばして順位を上げられたら」と27位から上位をうかがう。