松山英樹は序盤乱れ41位に 首位と8打差も巻き返し期す「アンダーパーなら面白い」
「米男子ゴルフ・全米オープン選手権・第2日」(18日、トーリーパインズGC=パー71)
松山英樹(29)=LEXUS=は2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの76と崩れ、通算3オーバーの41位で首位とは8打差。首位は通算5アンダーでラッセル・ヘンリー(米国)とリチャード・ブランド(英国)が並んだ。
ブチッという不吉な音が悪夢の始まりだった。松山がスタートの10番パー4で第2打を打ったときだ。腰の締め付けが緩んだと思ったら、ベルトのバックルが外れていた。打球はグリーン奥の深いラフに飛び込んでいった。抜け出すのに3打かかり、ダブルボギーになった。
続く11番パー3では第1打をギャラリーの中に打ち込み、カート道路に当たる大オーバーでボギー。12番は短いパットも外して2度目のダボ。13番も3パットのボギーと、開始4ホールで6打も落とした。
「流れが悪かったと言えばそれまでだけど、自分の思っていたショット、パットが打てずに過ぎていった」。メジャー2勝目どころか、予選落ちまで2打だった。
首位と8打差に開いたが「明日、アンダーパーくらいに持って行けたら面白い戦いになるんじゃないかな」。残り2日間での巻き返しを期した。