松山英樹「タフな闘いになる」 “マスターズ王者”気持ちはあくまで“挑戦者”

 「米男子ゴルフ・全米オープン選手権」(17日開幕、トーリーパインズGC=パー71)

 男子ゴルフの今季メジャー第5戦、全米オープンは17日、カリフォルニア州ラホヤのトーリーパインズGC(7685ヤード、パー71)で開幕。16日は、4月のマスターズを制した松山英樹(29)=LEXUS=が公式記者会見に臨み、メジャー2勝目に自信をのぞかせた。日本勢はほかに石川遼(29)=CASIO、星野陸也(25)=フリー、浅地洋佑(28)=フリー=が出場する。

 練習ラウンドの前に会見に臨んだ松山は、現地メディアから当然のようにマスターズ王者としての自信を問われた。しかし、本人は「自分がそんなにすごいプレーヤーだとは思っていない。本当にこれから先、もっともっと頑張って、もっといいプレーヤーになって、優勝もたくさんしたい。そうなっていけるよう頑張りたい」と、あくまで挑戦者であることを強調した。

 マスターズの後は日本へ一時帰国したこともあって、調整がうまく進まなかった。米国に戻ってからも3戦して39位、23位、62位となかなか調子が上がらない。今大会の公式優勝予想も18位にとどまった。

 ただ、松山は大舞台になると力を発揮するタイプだ。「グリーンは少し硬くなっている。とてもタフな闘いになる」と警戒。同会場では毎年冬場にツアー大会が開催されているが「1月のイメージを消さないと上にはいけない。それに対応できるかが勝負」とも語った。会見後はインの9ホールを回り、目澤秀憲コーチとグリーン周囲からの寄せを確認する際には時折笑顔も見せた。

 第1ラウンドは前回王者のブライソン・デシャンボー(米国)らと同組となった。メジャー2勝目へ、松山の熱い戦いが始まる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス