畑岡奈紗、悔しまた2位も充実感 ジュニア時代からのライバル「優花ちゃん」たたえた

 「女子ゴルフ・全米女子オープン・最終日」(6日、オリンピック・クラブ=パー71)

 新世紀世代の笹生優花(19)=ICTSI=が、通算4アンダーで並んだ黄金世代の畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=とのプレーオフを3ホール目で制し、大会史上最年少優勝を飾った。

 猛然と追い上げプレーオフにこぎ着けたが、畑岡は3歳年下の笹生に屈した。「悔しい気持ちの方が大きい」と口にしたが、一方で充実感も。「ピンチが続く中でも諦めずにできた」と粘りのラウンドを自己評価した。

 首位と6打差で出て「攻めていかないといけない」と明確だった。一進一退で迎えた13番でグリーン外からパターを使ってバーディーを奪うと、続く3ホールで二つ伸ばした。笹生との決戦では1ホール目に約4メートルのバーディーパットを外し、その後は勢いに乗れずに敗れた。

 笹生とは因縁があり、2016年の全米女子アマチュア選手権で準々決勝のマッチプレーで敗れた。「ジュニアの時からずっと戦っている。やっぱり簡単には勝たせてくれないな」と苦笑いし「優花ちゃんの攻めのプレーは素晴らしかった」とライバルをたたえた。

 今季は31位が最高(マッチプレーを除く)と不振だっただけに「取りたいタイトルに合わせて来られたのは収穫」と強調。メジャータイトルに届かなかったが日本の第一人者は、すがすがしくコースを去った。

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