松山英樹は62位 全米OPへ手応え「改善されてる雰囲気はある」

 「米男子ゴルフ・メモリアル・トーナメント・最終日」(6日、ミュアフィールドビレッジGC=パー72)

 54位で出た松山英樹(29)=LEXUS=は1バーディー、5ボギーの76と精彩を欠き、通算8オーバーで62位だった。71で回ったパトリック・カントレーが通算13アンダーで並んだコリン・モリカワとの米国勢同士のプレーオフを制し今季2勝目、通算4勝目。

 前半は4ボギーだった松山に好転の兆しが見えたのは、後半の15番パー5だ。フェアウエーからの2打目をグリーン左につけると、3打目でピンまで約20センチに寄せ、この日唯一のバーディー。「1回でもああいうアプローチがあると救われる」とようやく表情が緩んだ。次は1週空けて17日開幕の全米オープンに、マスターズ王者として臨む。「ちょっとずつ改善されてる雰囲気はある。後は練習して自信をつけるだけ」と手応えを口にした。

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