日本人男子初のメジャー制覇した松山英樹ってどんな人 これまでの歩み
「米男子ゴルフ・マスターズ・最終日」(11日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)
2位に4打差をつけてスタートした松山英樹(29)=LEXUS=が4バーディー、5ボギーの73で通算10アンダー、2位に1打差をつけて大会初優勝、日本男子初のメジャー制覇を果たした。日本ゴルフ史に新たな歴史を刻んだ松山がこれまで歩んできた人生をまとめた。
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▽2008年8月 明徳義塾高2年生のときに全国高校選手権優勝
▽2010年 東北福祉大に進学
▽同年10月 1年生のときに出場したアジア・アマチュア選手権で日本人初優勝。日本人アマチュアとして初めてマスターズの出場権を得た
▽2011年4月 マスターズで27位に入り、日本人として初めてローアマチュアを獲得した
▽同年11月 三井住友VISA太平洋マスターズで倉本昌弘、石川遼に続く3人目のアマチュアでの日本ツアー優勝を達成
▽2013年4月2日 プロ転向を表明
▽同年4月 プロデビュー戦となった東建ホームメイトカップは10位
▽同年4月 つるやオープンで逆転優勝。プロ転向2戦目での優勝は、99年の日本ゴルフツアー発足後、従来の5試合を抜く最短記録
▽同年11~12月 カシオワールドで優勝し、史上初のツアー参戦初年度で賞金王に
▽2014年 主戦場を米国に移す
▽同年6月 メモリアル・トーナメントで米ツアー初優勝を成し遂げた
▽2016年10月 日本オープンで国内メジャー初優勝
▽同年10月 世界選手権シリーズのHSBCチャンピオンズでアジア勢初優勝を果たした
▽2017年6月 全米オープン、14位で出た最終日に66をマークして2位に食い込んだ
▽同年8月 ブリヂストン招待で米ツアー5勝目を挙げた
▽同年8月 全米プロゴルフ選手権、首位と1打差の2位でスタートした最終日、5位に終わった
▽同年8月 1月に一般女性と結婚し、7月に第1子が誕生したことを発表
▽2019年11月 千葉で開催された日米ツアー共催のZOZOチャンピオンシップで、優勝したウッズ(米国)に3打差の2位に食い込んだ
▽2021年4月 マスターズで日本男子初のメジャー制覇