松山が快挙達成のマスターズとはどんな大会 “アーメン・コーナー”解説

最終ラウンド、13番でショットを放つ松山英樹=オーガスタ・ナショナルGC(ロイター=共同)
最終ラウンド、1番で第2打を放つ松山英樹=オーガスタ・ナショナルGC(共同)
米ゴルフのマスターズ・トーナメントで、日本男子初のメジャー制覇を果たした松山英樹=11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(ロイター=共同)
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 「米男子ゴルフ・マスターズ・最終日」(11日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 2位に4打差をつけてスタートした松山英樹(29)=LEXUS=が4バーディー、5ボギーの73で通算10アンダー、2位に1打差をつけて大会初優勝、日本男子初のメジャー制覇を果たした。松山が優勝したマスターズとはどういう大会か。

 男子ゴルフのメジャー4大会の一つ。アマチュアの名選手で“球聖”として知られるボビー・ジョーンズ(米国)らによって1934年に創設された。38年までは「オーガスタ・ナショナル招待選手権」として開催され、39年から「マスターズ」に名称変更した。

 全英オープン、全米オープン、全米プロとは違い、毎年、同じコースで開催される唯一のメジャー。米国ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCは風光明媚(めいび)なことでも知られるが、屈指の難コースでもある。

 インの11-13番は、池が絡んで特に難しい設定で“アーメン・コーナー”と言われる。バーディーを狙うにはティーショットの正確さが要求され、「魔女がすむ」と言われるグリーンは簡単には止まらない。毎年、世界トップ級の選手が悪戦苦闘する姿が“風物詩”で、優勝者には「グリーンジャケット」が贈られる。

 第1回大会から春に開催されてきたが、2020年大会は新型コロナウイルスの影響で4月から11月に延期され、無観客で行われた。

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