稲見萌寧の“勝負強さ”後半5つ伸ばす 年間複数Vと4日間でV「達成できてうれしい」

優勝杯を手にする稲見萌寧=静岡・葛城GC(撮影・堀内翔)
18番、バーディーを決めてガッツポーズをする稲見萌寧。後方は高木優奈=静岡・葛城GC(撮影・堀内翔)
18番 バーディーパットを決めてガッツポーズをする稲見萌寧=静岡・葛城GC(撮影・堀内翔)
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 「女子ゴルフ・ヤマハレディース葛城・最終日」(4日、葛城GC山名C=パー72)

 6位から出た稲見萌寧(21)=都築電気=が6バーディー、ボギーなしの66と爆発し、通算12アンダーで逆転勝ちした。明治安田生命レディース以来の今年2勝目、通算4勝目。

 勝負強さが際立った。本当の優勝争いの場といわれる“サンデーバックナイン”で5つスコアを伸ばし、スタート前の3打差を引っ繰り返して優勝をさらった。1組後の山下が18番でバーディーパットを外した時点でV決定。小さく笑みを浮かべ、マスクの下でほっとしたようなため息をついた。

 「年間複数回優勝するのも、4日間大会で勝つのも目標だった。達成できてうれしい」

 優勝を決めたのは気合十分のパットだった。直前に山下が17番でボギーをたたき、通算11アンダーで首位に並んでいた18番。上から5メートルの難しいパットを沈めて単独トップに立ち、右手でガッツポーズ10連発を披露した。これで賞金ランクも6位に上昇。稲見が女子ゴルフの中心で輝き始めた。

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