河本結 好調12位浮上 手堅くボギー1つのみ「しっかりパーを拾っていきたい」
「米女子ゴルフ・ANAインスピレーション・第2日」(2日、ミッションヒルズCC=パー72)
日本勢は河本結(22)=リコー=と笹生優花が通算4アンダーで首位と5打差の12位と好位置につけた。パティ・タバタナキット(タイ)が通算9アンダーまで伸ばし、単独首位を守っている。
30位から出た河本が4バーディー、1ボギーの69で回り、12位に浮上した。際どいパーセーブを繰り返し「ボギーが一つはすごくうれしい。すごくいいラウンドだった」と頬を緩めた。
「ラフに入れたら、まずはフェアウエーに戻すこと。(ラフから)7番アイアン以上は打たなかった」と安全策に徹した。グリーン手前から1メートル半に寄せてパーを拾った4番でガッツポーズ。「こういうプレーができたのが崩れなかった原因」と胸を張った。
前日は2打目をグリーン奥の池に入れてボギーだった最終18番は残り約70ヤードに刻んだ。3メートルのバーディーパットを沈めると満面に笑みを浮かべた。
昨年大会は52位で予選を通り、最終的に69位だった。「大崩れしないよう、しっかりパーを拾っていきたい」と足元を見つめた。