小祝さくら、イーグル締めでV圏内上昇!首位と2差3位 3勝目へ「ポジティブに」
「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・第3日」(6日、琉球GC=パー72)
西郷真央、森田遥が通算12アンダーで首位タイを維持し、小祝さくら、菊地絵理香、田辺ひかりが2打差で追っている。
黄金世代を引っ張る小祝さくらがスルスルとV圏内に上がってきた。2番で5メートルを沈めてバーディー先行。続く3番も6メートルを入れて流れに乗った。第1打を左へ曲げた15番は木の下を抜くスーパーショットでグリーンを捉えてバーディー。ほぼ2オンに成功した18番は奥カラーから4メートルをねじ込んでイーグルフィニッシュを決め「今日はミドルパットがよかった」と充実感を漂わせた。
オフはパット改善に取り組んだ。専門家に詳細データを取ってもらい、自分のスタイルに合っていると診断されたセンターシャフトのパターに交換。また、ボールをヒットする際にいわゆる“手打ち”の悪癖があったので、肩でストロークすることを意識。今週の快進撃につなげた。
最終日は首位との2打差逆転で2020年ゴルフ5以来のツアー3勝目に照準。「オフに練習してきたことをしっかり出し切れるように、最後までポジティブにやりたい」。ポーカーフェースの奥に隠れた勝負師の顔がぐっと引き締まった。