渋野日向子「らしさも何も出し切れていない」「1、2日目のゴルフが良すぎた」

 「女子ゴルフ・全米女子オープン・最終日」(14日、チャンピオンズGC=パー71)

 2位に1打差の単独首位で出た渋野日向子(22)=サントリー=は2バーディー、5ボギーの74でスコアを落とし、通算1アンダーで4位でフィニッシュ。全米初出場初優勝、昨年のAIG全英女子オープンに続く日本人初のメジャー2勝目も逃した。世界ランキング94位のキム・アリム(韓国)が終盤の3連続バーティ-を含む6バーディー、2ボギーの67で回り、通算3アンダーで初優勝した。以下は渋野の一問一答。

 -4日の戦いが終わった。

 「悔しいです。めっちゃ悔しいんですけど、これが今の実力なんだとなと思って受け止めるしかない」

 -トップで出たが、気持ち的にはどうだった。

 「先のことばかり考えず目の前のことに集中して、やるべきことをやろうとやっていたけど、なかなかうまくいかなかった」

 -2番では2打目を木に当てた。

 「あそこは選択ミスというか、ちゃんと打てなかった。クラブ選択もあいまいにしてしまったことで、そこは悔いが残るんですけど、最低限ボギーで抑えることができたので、そこに関しては良かったかなと思います」

 -寒さの中でのラウンドとなった。

 「かなり飛距離も落ちてしまって、飛距離落ちるどころか自分のスイングもできず18ホール終えてしまった感じだったので、最後までなかなか取り戻すことができなかった」

 -7番のボギーで首位に並ばれた。

 「並ばれることに関しては自分もチャンスにつけるようなゴルフもできなかったので、耐え切れないようなところも出るだろうと思っていた。そこからどうやって耐えていくか切り替えれたので並ばれたことには特に思ってなかった」

 -後半ボギーが続いて追う立場になった。気持ちの切り替えは。

 「切り替えも何も自分のゴルフが…。まずパーオンできないというところからチャンスにもつけられず、パー5もパーオンしないですし、追う立場になってからも心境の変化はないです」

 13番のバーディーなど渋野選手らしさもあった。

 「らしさも何も出し切れていないかなと思う。その中でも耐えれるところは耐えれたんでよかったと思います」

 -大会を通じて得られたことは。

 「今年1年を考えるとよく頑張ったかなと思うんですけど、1、2日目のゴルフが良すぎた。自分でもなんでこんなに入るんだろう、乗るんだろうという感じだった。3、4日目のゴルフが今の自分なのかなとすごく痛感します」

 -日本のファンへ。

 「長い1週間応援ありがとうございました。最終的には優勝できなかったですけど、悔いはないので。来年、再来年もっと強くなってみなさんの前で見せられるように練習に励みますので、これからも応援よろしくお願いします」

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