女子ゴルフ渋沢莉絵留がデビュー戦で躍進 ミレニアム世代、6アンダーでホールアウト
「女子ゴルフ・日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯・第2日」(11日、JFE瀬戸内海GC=パー72)
古江、安田に西村…。女子ゴルフ界を席巻しつつあるミレニアム世代にまた一人、ヒロイン候補の登場だ。ルーキー渋沢莉絵留(19)=フリー=が、プロデビュー戦となった今大会で躍進した。
初日はイーブンパー。そしてこの日は6バーディー、ノーボギーの66でラウンド。ホールアウト時点では首位と2打差の3位とジャンプアップした。
前日少し苦しんだというパッティング。ホールアウト後、日没までみっちり45分間、パター練習を行い、この日もスタート前に2度、パター練習を繰り返した。
これが奏功。ハーフターン直後の1番ではエッジから17メートルをパターで沈めて4つめのバーディーを奪うなど、着実にバーディーを積み重ねていった。
昨年、プロテストに合格も最終予選会(QTランク)85位と、出場機会に恵まれなかった。一方で古江、安田らがツアーで活躍していたが「焦るよりむしろモチベーションになっていた」と同世代の頑張りを歓迎。
ようやく巡ってきたチャンスで「自分でもびっくり」と好スコアをたたき出した渋沢。決勝ラウンドも怖いものなしで突き進む。