岡本綾子氏“提言”「皆さんも一緒に楽しくゴルフをやりましょう」【一問一答2】

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が5月25日に全面解除され、1日で1週間となった。約2カ月に及ぶ外出自粛の日々を終え、少しずつ日常生活へ戻りつつある読者の皆様へ、デイリースポーツ評論家・岡本綾子氏(69)から“提言”です。今こそゴルフを始めてみませんか-。以下、一問一答(2)。

 ◇ ◇

 -クラブを購入すれば、次は練習です。上達するための練習法を教えてください。

 「目標物を設定して打つこと。50ヤード先のカゴに入れるとか、100ヤード、150ヤード先の看板に当てるとか、それを何球も徹底してやることです。目標物に届かなければスイングを変えるか、クラブの番手を変えるかと考えるし、そうするうちに自分の番手ごとの飛距離を把握することができます。ただ漫然とボールを打っていても集中力は高まりませんし、いつまでたってもゴルフに“はまる”ところまで到達できません。私は現役時代、100球を打つのに小1時間はかけていました。

 ゴルフは何より縦の距離を合わせることが大事です。球は左右には曲がるものだし、曲がり幅は経験とともに計算できるようになります。縦の距離さえ合わせられれば大けがはしにくいし、池越えやバンカー越えを不安に感じることもなくなります。それぞれの腕前に応じてグリーンを狙おうと思う距離は違うでしょうが、グリーンを狙うクラブまでは縦の距離を合わせる練習をするべきです」

 -テーマを定めて練習することが大事ということですね。ラウンドでもテーマを定めて回る方がいいですか。

 「今日は絶対に3パットをしないとか、アプローチでサンドウエッジを使わないとか、何か決めごとを作るといいでしょう。先ほど話したクラブの本数を減らして回るのと同じことで、考えたり工夫したりすることで自分の引き出しを増やしていくことができます」

 -ところで、岡本さんご自身のゴルフ事情はいかがですか。

 「かくいう私も、最近は少しラウンドから遠ざかっていて…。現役時代のいいイメージが抜けてないから『何でこんな球を打っちゃうの』『あほらしっ』なんて悪態をついちゃうし、やればやるほど『もうゴルフなんてしたくない』って逆効果。昨年は3カ月に1、2回のペースでした。

 私ももう一度、ゴルフを頑張ってみようかな。体力の衰えをカバーし、一定の球筋を取り戻すためには、やっぱり球数を打たないといけない。私も頑張るので、皆さんも一緒に楽しくゴルフをやりましょう」

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