国内女子ゴルフ・JLPGAが「新型コロナウイルス感染症対策特別規定」を制定
日本女子プロゴルフ協会が3日、JLPGAツアートーナメントに出場する選手、ファン、関係者の安全を確保するため「LPGAトーナメント新型コロナウイルス感染症対策特別規定」を制定したと発表した。37・5度以上発熱した選手は出場できないことなどが定められている。
この日の時点で開幕戦から7大会が連続して中止になっているが、再開した際にこの規定を適用するとしている。
規定の第1条ではエントリー手続きが終わった後に体調不良など感染症の影響で出場できなかった際の義務免除について定められた。第2条では、新型コロナウイルスの感染拡大防止を意識した内容が定められている。
・外務省から渡航中止勧告が出ている「レベル3」の地域や国に、出場しようとしている大会の指定練習日初日から数えて14日以内に訪問している場合は出場できない
・検温を受ける義務
・指定練習日の検温で2日連続して37・5度以上の発熱があった場合は大会に出場できない
・本戦期間中は37・5度の発熱があった場合は出場できない
などの条件が定められている。
なお第3条で、この「LPGAトーナメント新型コロナウイルス感染症対策特別規定」によって欠場となった選手にはエントリーフィーが返還されることが規定されている。