畑岡奈紗2位浮上 首位に2打差 逆転優勝へ「しっかり伸ばしたい」
「米女子ゴルフ・ゲインブリッジLPGA・第3日」(25日、ボカリオGC=パー72)
3位スタートの畑岡奈紗(21)=フリー=は6バーディー、1ボギーの67で通算13アンダーと伸ばし、首位と2打差の2位に浮上した。米ツアーデビュー戦の河本結は69で通算6アンダーとし、19位から16位へ上げた。横峯さくらはイーブンパーの49位。マデレーネ・サグストロム(スウェーデン)が通算15アンダーで首位を守った。
プレーオフで惜敗した開幕戦に続き、畑岡がまた優勝を狙える位置に付けた。パー5の1番を珍しくボギーとしても慌てない。3番から3連続バーディーでミスを取り返し、短い15番パー4はピン手前13メートルからもう少しでイーグルという好パット。首位を2打差でぴたりと追走し、逆転優勝へ「しっかり(スコアを)伸ばしたい」と気持ちを高ぶらせた。
振り返れば手ごわい金世ヨン(韓国)とダニエル・カン(米国)が1打差で迫る。世界ランキング5位につける日本の第一人者は「20アンダーを目指して頑張りたい」と自らにハッパを掛けた。