畑岡奈紗が上昇69!首位と2差4位 「パーでもいいや」強風耐えV視界
「米女子ゴルフ・ダイヤモンドリゾーツ・チャンピオンズ・第2日」(17日、フォーシーズンズ・クラブ=パー71)
5位で出た畑岡奈紗(21)=フリー=は3バーディー、1ボギーの69で回り通算7アンダー、首位と2打差の4位に順位を上げた。9アンダー首位はブルック・ヘンダーソン(カナダ)と朴仁妃(韓国)。1打差でガビー・ロペス(メキシコ)が続いた。
畑岡は辛抱強く好機を待った。1番で連日のバーディーを奪ったが、風が強く舞いだした4番パー4で2打目が流されてグリーンに乗らず、短いパーパットも外した。「もちろんフラストレーションはたまる」と言うものの「(後は)パーでもいいや」と余裕があった。
12番までパーを重ね、迎えたパー5の13番。残り60ヤードほどの第3打は「意識してできた」と見事なバックスピンでカップ付近に止めた。「我慢していれば取れるところもあるかなと思ってやっていた」。堅実なプレーを続けながら、訪れた好機はものにした。
やさしいパー5の17番もバーディー。強風に耐えながら首位との差を詰め、順位を上げた。1年の初戦で優勝争いに加わりつつある。「まだまだ上を狙える位置だと思う」と明るく意気込んだ。