松山「最低限」予選通過 決勝Rへ手応え
「米男子ゴルフ・ソニー・オープン・第2日」(10日、ワイアラエCC=パー70)
第1Rの残りと第2Rが行われ、第2Rで松山英樹(27)=LEXUS=は67で回り、1オーバーの57位で予選を通過した。小平智(30)=Admiral=は通算1アンダーで30位とした。星野陸也と堀川未来夢はともに通算イーブンパーで43位。比嘉一貴、時松隆光、2年連続日本ツアー賞金王の今平周吾、中島徹、池村寛世は予選落ちした。ブレンダン・スティール(米国)とキャメロン・デービス(オーストラリア)が通算6アンダーで首位に立った。
松山は最終9番でバーディーを決めるなど後半にスコアを三つ伸ばしてカットラインぎりぎりで予選を通過した。「最低限はできて良かった」と胸をなで下ろした。
雨と強風の厳しいコンディションの中でも「慣れたのか、風がないように感じた」とショットはさえたが、前半はグリーン上で苦戦してことごとく好機を逃した。それでも「スイングはすごく良くなっている」と焦ることはなかった。
後半は2番で2メートルを決めて最初のバーディーを奪い、7番は15メートルのパットを沈めてようやく笑みもこぼれた。9番(パー5)は向かい風の中、残り206ヤードをピン上8メートルに2オンした。74と出遅れた前日から一転、好感触を得て決勝ラウンドへ。「終盤はパットも少し良くなり始めた。週末はいいプレーがしたい」と意欲を見せた。