宮里優作が首位発進 時差ぼけ改善 パット好調「丁寧なゴルフ心掛けた」

 「男子ゴルフ・三井住友VISA太平洋マスターズ・第1日」(14日、太平洋クラブ御殿場C=パー70)

 欧州ツアーを主戦場とする宮里優作(39)=フリー=が5バーディー、ボギーなしの65で回り、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、朴相賢(韓国)と首位に並んだ。正岡竜二とY・E・ヤン(韓国)が66で4位、宮本勝昌が67で6位につけた。賞金ランキング1位の今平周吾は72で39位。賞金3位の石川遼は77で74位と出遅れた。

 昨季から欧州ツアーを主戦場とする宮里優が「丁寧なゴルフを心掛けた」とボギーなしの5バーディーで首位につけた。前週の地元沖縄での帰国初戦は時差ぼけに苦しみ予選落ち。睡眠十分の今週は得意のパットがさえた。

 出だしの10番をはじめ13、15番と6~7メートルのバーディーパットを沈めて波に乗った。強い風にも「欧州もこんな感じ。もっと池が絡み、難しい」。スピン量を抑えたアイアンショットで風に耐え、高速グリーンにタッチを合わせた。

 今季欧州では11戦連続予選落ちなど出場26戦で最高22位、賞金ランキング170位と低迷。それでも「来年はベースは日本かもしれないが、もう一回欧州に挑戦したい」と目を輝かせる。再出発へ、絶好のスタートを切った。

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