今平周吾が今季5度目の2位「優勝しないと意味がない」 賞金ランクトップはキープ

 「男子ゴルフ・平和PGM選手権・最終日」(10日、PGMGC=パー71)

 首位と1打差の2位から出た賞金ランキング1位の今平周吾(27)=フリー=が5バーディー、2ボギーの68でスコアを伸ばし、通算12アンダーとしたが、同組で回った崔虎星(チェ・ホソン)=韓国=に競り負け今季5度目の2位となった。賞金王争いで2位との差を3000万円以上に広げたとはいえ、なかなかつかめない今季2勝目にもどかしさは募るばかりだ。通算14アンダーの崔が今季初勝利、通算3勝目を挙げた。

 毎試合のように好投しながら、なかなか白星をつかめないプロ野球の投手のようだ。2年連続賞金王へひた走る今平が2週連続の2位。遠い今季2勝目に「悔しい。やっぱり優勝しないと意味がない」と顔をしかめた。

 グリーンの傾斜に特徴がある17番で明暗が分かれた。崔はカップと同じ上の段の約4メートルへ2オン。対照的に、今平の第2打はラフからグリーンを捉えたものの、下りの傾斜に流され、はるか手前まで10メートル以上も転がり落ちた。

 「奥の段を使おうとしたが、思ったよりも飛ばなくて手前に落ちた」

 バーディーパットが短く、パーパットもカップにけられ、痛恨のボギー。スライスラインを読み切り、バーディーとした崔と2打差に開き、万事休した。

 賞金ランキング2位のチャン・キムは42位、同3位の石川遼は予選落ちしたため、2位との差は3032万87円に広がった。残り4戦。「(優勝争いを)経験する中で反省しながらやっていく。最後までやり切る」と今季2勝目へ、気持ちを新たにした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス