笠りつ子、暴言認め謝罪 当面ツアー出場は自粛へ 処分決定後に会見を予定

 兵庫県マスターズGCで開催された女子ゴルフのNOBUTAグループ・マスターズGCレディース(10月24~27日)で大会前に選手がコース関係者に対して暴言を吐いたとされる問題で、笠りつ子(31)=京セラ=が31日、自身の公式サイトで自分の発言であることを認めて謝罪した。同時に当面の間ツアー出場を自粛すると明らかにした。

 この日、笠は自身のサイトに自筆の声明文を掲載。「私の不適切な発言により、大会主催者、コース関係者の皆様が不快な思いをされたことは事実です」とした上で「ゴルフを愛する全ての人を裏切ってしまいまして、本当に申し訳ございませんでした」などと記した。

 笠はマスターズGCレディース開幕前の練習日に、風呂場にストレッチなどで利用するタオルがなかったことに「何で置いていないのか」と腹を立てコース関係者に食ってかかったという。「出せ」「出せない」の押し問答の末、コース関係者に「頭が固い。死ね」と捨てぜりふを吐いたとされる。

 昨年までの同大会で風呂場に置いてあるタオルがなくなっていたことが続いていたため、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)と大会運営側が協議し、今年から風呂場にタオルを置くことをやめていた。

 この件について、LPGAの小林浩美会長は大会中の27日に「事実関係を確認中なので途中経過は言えない」と話し、詳細は明かしていない。28日にコンプライアンス委員会を開いたが、処分などの結論は出ていない。

 笠は、LPGAからの処分が決まった後に、記者会見などで改めて謝罪するとしている。

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