「女子ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯、第１日」（１２日、チェリーヒルズＧＣ＝パー７２）

　日本人２人目の海外メジャー覇者が、今度は国内ツアー新記録を打ち立てた。渋野日向子（２０）＝ＲＳＫ山陽放送＝が５バーディー、３ボギーの７０で回り、首位と２打差の１１位発進。これで国内ツアー２９ラウンド連続イーブンパー以上となり、２０１３年のアン・ソンジュ（韓国）を抜いて単独のトップとなった。

　シブコ人気でコースは大にぎわいだった。兵庫県三木市にあるチェリーヒルズＧＣは神戸市内から車で約４５分に位置する。この日はギャラリー駐車場付近で午前５時過ぎから３キロ以上の渋滞が発生し、通常なら所要２０分程度の道のりが２時間以上かかるほどの大混雑だ。

　渋野のスタート時刻は午前１１時４０分だったが、早くも７時ごろにはコース入り口でカメラを構え“入り待ち”するファンが１０人ほどいた。ギャラリー数は富山県・小杉ＣＣで行われた前年から２２０６人増、平日にもかかわらず６２３１人を記録。初日としては今季最多で、日本女子プロゴルフ選手権史上でも最多だ。

　週末、シブコがＶ戦線で頑張れば、とんでもない事態が起こるかも！？