松山英樹 通算20アンダー3位!底力「63」6年連続最終戦・ツアー選手権決めた

 「米男子ゴルフ・BMW選手権・最終日」(18日、メダイナCC=パー72)

 松山英樹(27)=LEXUS=が2日目に続いて63をマークし、通算20アンダーにして3位に入った。賞金62万9000ドル(約6667万円)を獲得し、年間総合優勝を争うポイントランクは15番手に浮上。30番手までが出場できる次戦の最終戦・ツアー選手権(22~25日)に6年連続で進出を決めた。ジャスティン・トーマス(米国)が通算25アンダーで今季初優勝、ツアー通算10勝目を挙げた。

 松山が底力を見せた。73と乱れた前日から一転、10バーディー、1ボギーで第2日と同じ63をマーク。絶望的と見られた優勝争いにも一時顔を出し、3位は今季ベストタイ。「よく持ちこたえられた」と納得した。

 1番パー4で12ヤードの寄せをチップインバーディー発進。5、6、7番を3連続バーディーとすると、9番からもショットとパットがかみ合って2度目の3連続とした。

 今大会3位の意味は大きい。6年連続の最終戦進出は、昨年のマスターズ王者、パトリック・リード(米国)と並んで最多。最終戦はランク1~25番手の選手に最初からスコアのアドバンテージが与えられ、15番手の松山は3アンダーから開始する。

 1番手のトーマスは10アンダーからで7打差を追ってのスタートとなるが、今週のような猛チャージがあれば大逆転での総合優勝、ボーナス賞金1500万ドル(15億9000万円)も狙える。「最終戦はスコアのハンディがあってトップに追いつくのはなかなか難しいが、あまり気にしない」。言葉にも頼もしさがこもった。

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