穴井V「手足がガクブル」自身初プレーオフ制した ドライバー安定2年ぶり3勝目
「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・最終日」(18日、軽井沢72ゴルフ北コース=パー72)
穴井詩(ゴルフ5)がイ・ミニョン(韓国)とのプレーオフを1ホール目で制し、2年ぶりのツアー3勝目を挙げた。
穴井は3打差8位から7バーディー、ノーボギーのベストスコア65。プレーオフに持ち込んで、1ホール目2オン2パットのパーセーブで勝利を手にした。「トップに追いついてやろう、という気持ちでスタートしたけど、まさか勝てるとは思ってなかった。初めてのプレーオフで、手足がガクブルでした」とホッとした表情を浮かべた。
17年いっぱいで所属会社がツアーサポートから撤退、以降使用クラブ選びに悩み続ける日々だったが、今季は開幕時からドライバーショットが安定。最後までしっくりこなかったアイアンも、米ツアーからミズノ製を個人で逆輸入した。
「(ブルックス)ケプカも使ってるJPXツアー。5番からPWまで6本で9万5000円ほどでした。それを微調整して、今週のライ角調整で、ついに気分よく打てるようになったんです」というタイミングでの2年ぶりVだった。
シーズンオフのトレーニングの成果で「今年は体のバランスがいい」という今季は、これで賞金ランク4位に浮上。今季目標を渋野と同じ「年間獲得賞金1億円突破」に定めている。