松山英樹 ウッズ超え新記録63!9バーディーで一気に単独トップに

 「米男子ゴルフ・BMW選手権・第2日」(16日、メダイナCC=パー72)

 松山英樹(27)=LEXUS=がボギーなしの9バーディーを奪取して今季ベストの63で回り、コース記録を2打更新。通算12アンダーで首位に立った。1打差2位にパトリック・カントレー、トニー・フィナウ(いずれも米国)。タイガー・ウッズ(米国)は通算2アンダーで48位と出遅れた。

 松山が前日話していた「ちょっとしたきっかけでよくなる気配がある」という言葉が現実になった。朝からパッティングがさえ、9バーディー奪取の猛チャージ。タイガー・ウッズらが持っていたコースレコードを2打も上回る63で、一気に単独トップに躍り出た。

 1番でいきなり8メートルを決めると、圧巻は17番パー3。上からの7メートルは左に2メートル近く曲がるフックラインだったが、しっかり読んで取った。最終18番も下からの9メートルをカップに沈め、「こんなにかみ合わなくてもいいのに」と久しぶりに笑顔でホールアウトした。

 前日苦しんだパッティングの具体的な改善点には触れなかったが「昨日の最後の2ホールくらいで気づいたことがあった。ちょっとかみ合えばいいスコアが出ると分かった」と満足そう。コース記録については何も考えていなかったといい「知っていたら最後(18番のバーディーパット)は入ってないですね。2つも更新しちゃってびっくり」と笑った。

 ポイント順位は暫定で31番手に浮上。30番手までが進める最終戦、そしてツアー通算6勝目に向け、エンジンがかかってきた。

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