木戸、笑顔を武器に3差2位発進!プロレスラーの父・修さんアドバイス効いた

 「女子ゴルフ・NEC軽井沢72・第1日」(10日、軽井沢72G北C=パー72)

 6季ぶりの優勝を狙うプロ11年目の木戸愛(28)=ゼンリン=が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66をマークし、石川明日香、大山志保と並び、首位と3打差の2位と好スタートを切った。黄アルム(韓国)がトーナメントコースレコードに並ぶ63を出して首位。67で回った小祝さくら、成田美寿々、宮田成華(なるは)、小野祐夢(ひろむ)が5位に並んだ。

 まさに「笑う門には福来る」-。木戸が笑顔を武器にグイグイスコアを伸ばした。12年サマンサタバサの初優勝から6年余り。2勝目が遠い現状を見つめ直し、1週間前から「ミスをしても笑うようにすること」をルーティンに加えた。

 その効果は早速成績に表れた。5番はグリーン周りからのアプローチがピンに寄らずボギー。元々考えすぎるところがあり、これまでならしかめっ面をしてしまうところだが、この日は一生懸命に笑った。

 するとどうだろう。続く6番で残り189ヤードの第2打を5Uで打つと、グリーン手前で1バウンドして直接カップに飛び込むイーグル。「5番の後で笑ったことで、6番のイーグルを引っ張ってきたと思う。これからもしっかりやり続けたい」と振り返った。

 脱皮を模索している時、プロレスラーでよき相談役の父・修さん(68)からは「前向きな考え方をして根気強くやり続けよう」というアドバイスをもらった。「父の言葉は心強いです。私もここからだと思って頑張りたい」。とびきりの笑顔で2勝目を引き寄せる。

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