“黄金世代”松田鈴英が3打差5位!逆転Vで「名前売れるように」
「女子ゴルフ・ニチレイレディース・第2日」(16日、袖ケ浦CC新袖C=パー72)
17年プロテストに合格した“黄金世代”の松田鈴英(れい、20)=ニトリ=が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算4アンダー5位で踏みとどまった。最終日は首位との3打差を逆転しての初優勝を目指す。67を出した李知姫(韓国)が通算7アンダーで単独首位。17年賞金女王の鈴木愛は通算5アンダー3位から今季4勝目を狙う。
167センチのスリムな体形に色白でキュートな小顔。“黄金世代”のビジュアル部門を担う松田が首位に3打差と“V圏内”を死守した。17番で第1打をバンカーに入れてボギーも、最終18番で2メートルの下りスライスラインを沈めてバーディーフィニッシュ。「あれはデカいです」とケラケラ笑った。
プロテストは2度目の挑戦だった17年、勝みなみ、小祝さくら、新垣比菜ら1学年下の“強豪”を押しのけて見事トップ合格。才色兼備を地でいくニューフェースとして注目されたが、シーズンに入ってからは、前週までワールドサロンパスカップの23位が最高と振るわなかった。
それだけに絶好の巻き返しチャンス到来。最終日は父の日と重なり、常にコースで見守ってくれる父・直樹さん(53)に初Vをプレゼントするという発奮材料もある。活躍する同期生を引き合いに「私は全然名前が売れていないので、売れるように少しでも上位でフィニッシュしたい」と3打差大逆転を見据えた。