久保田皓也、史上4人目アマツアー優勝はならず「見えない何かに左右された感じ」

 「男子ゴルフ・デイリー後援・関西オープン・最終日」(20日、小野東洋GC=パー72)

 アマチュアの久保田皓也(20)=東北福祉大3年=がこの日4バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの75と崩し、通算7アンダーで4位に終わった。

 しかし、首位からスタートした久保田は緊張感もある中、出だし4ホールで3バーディーと、一時は2位に3打差をつける大健闘。12番終了時でも2打リードしていたが13番、ティーショットが右の林へ。2打目はこれを出すだけとなり、3打目でグリーンオーバーするなど、痛恨のダブルボギーで並ばれた。

 さらに15番パー5でもティーショットが右へ。これがロストボールとなりダブルボギー、ここをバーディーとした時松隆光に、一気に3打差をつけられてしまった。

 「13番あたりから、ショットが暴れ始めて…。プレッシャーなのか、見えない何かに左右された感じです」と苦笑した久保田は、この差を取り戻すことができずホールアウト。

 史上4人目の快挙となるアマチュアでのツアー優勝を逃したが「この経験を生かせるよう、前向きに捉えたい」と久保田。「4日間、たくさんのギャラリーの前でプレーして、すごい疲れました。これを毎週やるプロはすごいですね」と、いい課題ももらった。

 兵庫・滝川二高時代にはこのコースで3年間、キャディーのアルバイトもしており「お世話になった恩返しの気持ちでプレーできました」とも話した久保田は「今以上に取り組んで」と、レベルアップ、そしてプロとして活躍する夢に向かい、再びスタートを切る。

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