遼、猛チャージ66!急浮上11位 “弟分”陸也と「優勝争いしたい」

 「男子ゴルフ・パナソニックオープン・第2日」(20日、茨木CC西C=パー71)

 石川遼(26)=CASIO=が猛チャージでV戦線に急浮上した。57位で出て、6バーディー、1ボギーの66で回り、通算5アンダーで首位と5打差の11位。通算10アンダーで首位を快走する弟分の星野陸也(21)=フリー=を射程にとらえ、2季ぶりの優勝へ勢いづいた。2打差の2位に片山晋呉ら6人が続いた。

 停滞気味だったショットに、キレと精度が戻ってきた。3番パー3で1打目をピン左2メートルに寄せると、4番パー4では左バンカーからの2打目をピン下1メートルにピタリ。初夏のような強い日差しに、石川のすがすがしい笑顔が映えた。

 「アイアンが良くなって、その手応えがスコアにつながった。昨日よりは信じて打てていた」。フェアウエーキープ率は微減したのに、初日55・56%(83位)だったパーオン率が83・33%(3位)に跳ね上がった。フェースローテーションをやや抑え、球筋のねじれを矯正したのが奏功した。

 練習を共にする弟分の星野陸が首位を走っている。石川は「できれば最終日最終組で回って、陸也と優勝争いしたい」。コース外では心優しい先輩だが、悠々とゴールテープを切らせるほどお人よしではない。

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