三浦桃香 亡き祖父に吉報届ける 地元で発奮!華麗に首位発進

 「女子ゴルフ・アクサレディース・第1日」(23日・宮崎県UMKCC=パー72)

 人気急上昇中のアイドル系女子プロで、地元宮崎県出身の三浦桃香(19)が8バーディー、2ボギーの66で回り、葭葉(よしば)ルミ(25)=富士住建、辻梨恵(24)=大和証券、佐伯三貴(33)=大和ハウス工業=とともに首位に並んだ。1打差の5位に勝みなみ(19)=明治安田生命=ら5人が続いた。

 プロになって初の地元での大会。熱烈な応援に、三浦は「いつも一緒の練習場で練習している人たちや、祖母も足が悪いのに来てくれて…。みんなに声をかけてもらって、うれしくてテンションが上がってスタートできた」と振り返った。

 前半を35で折り返し、10番485ヤードでは残り210ヤードを5番ウッドで2オンさせ、2パットのバーディー。11番では2メートル、12番で1メートルのチャンスを沈めた。15番のバーディーの後、17番403ヤードの第2打はピンそば30センチに。18番パー5も残り2メートルを決め、人生初のトーナメントリーダーに躍り出た。

 目に見えない力に背中を押されている。今月5日、闘病の末、73歳で亡くなった祖父・福元孝也さんからの「桃香、頑張れ!!」の声だ。「誰より私を応援してくれていた。この試合を誰より楽しみにしていた」。2日目以降も“地の利”を生かし、吉報を届ける。

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