石川遼が優勝争いに名乗り 第3Rで6打伸ばす66をマーク「うれしい」
「男子ゴルフ・カシオ・ワールドオープン・第3日」(25日、Kochi黒潮CC=パー72)
第3ラウンドが行われ、ホストプロの石川遼(CASIO)が優勝争いに絡んできた。
首位と6打差の通算イーブンパー38位から出た石川は、この日7バーディー、1ボギーの66と6打伸ばし、通算6アンダー。ホールアウトした時点で首位と3打差の6位グループに浮上した。
66の好スコアに石川はホールアウト後、「ショットに関しては、昨日、一昨日もいい内容でプレーできていて、きょうも朝の練習場でいい感じで引き続きやり切ったんで、コース(本番)ではどうかなと思ったが、非常にうれしいです。感謝の気持ちでいっぱいです」と素直に喜びを表した。
第3ラウンドではパターをピンタイプに替えて好スコアにつなげた。「優勝するためには修正しなきゃいけないと思った。ふと思いついて、昨日の終わった後に練習グリーンで打ってみたが、非常にいい感じだった。まだまだですが、ちょっといい感じにはなってきた。(手応えは)まだまだで、明日もどうなるか分からない。でも明日は自分がどういうゴルフになるのかなとか、どういう体の動きをするんだろうかとか、そういうところを非常に知りたいので、頑張って優勝争いできるようにしたい」と語ると、最終日に向けては、「前半(アウト)次第だと思う。後半(イン)の優勝争いに入れるように頑張りたい」と語った。
石川は前週に国内ツアーでは今季自身初の予選突破をしていた。遅まきながらシーズン1勝目を目指し、「10月からこのためにやってきたので頑張りたい」と加えた。