49歳・谷口が首位発進 来季のシニア転向を否定「まだできる」

 「男子ゴルフ・カシオ・ワールドオープン・第1日」(23日、Kochi黒潮CC=パー72)

 2012年を最後にツアー優勝から遠ざかる谷口徹(49)=フリー=が6バーディー、2ボギーの68で回り、今季2度目の首位発進を決めた。来年2月で50歳になるが、来季のシニアツアー参戦を拒否。向上心に衰えはなく、5年ぶりのツアー通算20勝目へ意欲的だ。ともに今季2勝目を目指す片岡大育と時松隆光も首位に立った。

 谷口が3位に入った5月の日本プロ選手権以来となる首位スタートを切った。2アンダーで折り返した10番では第3打を大きく左に曲げたが、ピンまで約20ヤードを直接カップインしてバーディー。「ラッキーなバーディーだった」と思わず表情が緩んだ。

 14番をボギーとしたものの16番は7メートル、17番は4メートルを沈める連続バーディー。一気にスコアを伸ばし「後半は風が強くて大変だったが、ラッキーだった」とホクホク顔だった。

 50歳が迫っても元気いっぱいだ。現在の賞金ランキングは41位。来季からシニアツアー参戦の資格を得るが「シードから落ちたわけじゃないし、まだ(レギュラーツアーで)できるから行きたくない」と現状継続を宣言した。

 今大会の成績しだいでは、成績上位者のみが出場できる次週の日本シリーズJT杯に出場できる可能もある。「ワンチャンスを生かせば出られる。今は自信が回復している段階なので、これを確信に変えたい」と色気たっぷりだ。

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