松山英樹好発進!今季最初で最後の日本ツアー 貫禄の2打差4位

 「男子ゴルフ・ダンロップフェニックス・第1日」(16日、フェニックスGC=パー71)

 今年最初で最後の日本ツアーに臨む世界ランク4位の松山英樹(25)=LEXUS=は1イーグル、3バーディー、1ボギーの67で回り、首位と2打差の4位につけた。昨年優勝のブルックス・ケプカ(米国)と李尚熹(韓国)が首位に立った。5週連続で予選落ちしている石川遼(25)=CASIO=は72の49位。松山と同組で回った尾崎将司(セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ)は77で81位だった。

 松山が世界基準のプレーを随所に見せつけた。リーダーズボードを見れば、日本人トップの4位と好発進。3週間ぶりの試合は、来年4月のマスターズ制覇をにらみながら、飛んで曲がらないドライバーの習得と並行してのことになる。

 ティーショットは出だしの10番こそ左ラフに曲げた。もっとも、14番では320ヤードを飛ばし、「すごくよかった」と納得の18番パー5では330ヤードのビッグショットをフェアウエーに運んだ。

 2打目、残り226ヤードは4番アイアンでピン上7メートルのカラーにつけ、下りスライスラインを読み切ってのイーグル。昨年に比べて2000人増、3810人のギャラリーをうならせた。

 マスターズ制覇へ向けて、プランの第1弾に位置付けるドライバーは「いい形になってきている」と振り返った。一方で、4番以降はすべてパーに終わったことを挙げ、アイアン、パターでの課題にも目を向けた。

 「ドライバーは今のまま、他のものの状態を上げられれば」が優勝の条件。「最後までいいプレーをして盛り上げられれば」。今年最初で最後となる日本ツアーで、ギャラリーをさらに喜ばせるプレーを誓った。

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