松山シーズン総合8位 PO4戦とも振るわず 「うれしかったことも忘れた」

 「米男子ゴルフ・プレーオフ最終戦・ツアー選手権・最終日」(24日、イーストレークGC=パー70)

 松山英樹(25)=LEXUS=は5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの70と伸ばせず、通算6オーバーで26位に終わった。ポイントで争う今季のシーズン総合順位は8位。ザンダー・ショーフリ(米国)が通算12アンダーでツアー2勝目を挙げた。この大会で2016~17年シーズンが終わり、ジャスティン・トーマス(米国)が初の総合優勝を飾り、賞金のほかにボーナスの1000万ドル(約11億2000万円)を獲得。賞金ランキングもJ・トーマスが1位で、松山は838万570ドル(約9億3862万円)の4位だった。

 今シーズン最後のラウンドも苦しんだ。9番でダブルボギーをたたくなど前半で3つ落とした松山。開き直った後半に5バーディーを奪ったが「何もないラウンドだった。(11番からの)3連続バーディーはたまたま。気休めですね」とコメントも自虐的だった。

 これで米ツアー本格参戦4季目が終了。開幕直後の昨秋は絶好調で、年間通して世界選手権シリーズ2勝を含む3勝、メジャーでも優勝争いをした。シーズン総合優勝を争うポイント首位でプレーオフに突入したが、4戦とも振るわなかった。

 「いいときと悪いときの波がすごく大きい。調子を落としている時間が長い。うれしかったことも、もう忘れてしまった」と不満が残った。プレー後は28日開幕の団体対抗戦、プレジデンツ・カップのため、すぐにニューヨークに移動した。世界選抜チームのエース格として期待されている。17~18年シーズンは、10月5日開幕のセーフウェー・オープンから始まる。

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