比嘉、横綱・ハヌルの“休場”でV圏内に浮上!女子ゴルフにも新風吹かす

 「女子ゴルフ・マンシングウェア・東海クラシック・第1日」(15日、新南愛知CC美浜C=パー72)

 8月のNEC軽井沢72で復活Vを挙げた比嘉真美子(23)=フリー=が6バーディー、ノーボギーの66で回り、首位と1打差の6アンダー、2位発進を決めた。昨年終盤戦での快進撃のきっかけとなったこの大会で、今年は一心不乱に優勝を目指す。首位は7アンダーの全美貞(韓国)。賞金ランク1位のキム・ハヌル(韓国)は体調不良のため欠場した。

 横綱のキム・ハヌルが欠場する中、ゴルフ界きっての相撲女子(スー女)、比嘉が首位圏発進した。パット、アプローチの小技をスコアにつなげて6バーディー。「心に余裕を持って入れて良かった」と笑顔を見せた。

 昨年大会は2年5カ月ぶりにベスト10フィニッシュ(4位)し、大会前週まで77位だった賞金ランクを、残り2カ月半で34位まで上げてシード復帰した。「自分はできるんだって思えた。決定的に気持ちが変わりました」という。まさしく自信回復の一戦だった。今シーズンはトップ10入りがすでに8度と好調で、次世代のエース候補に名乗りを上げている。

 コースを離れれば好角家らしく、連日テレビで大相撲秋場所を観戦。「最近注目しているのは十両の翔猿(とびざる)関。カッコいいなと。優勝争い?阿武咲関とか若手が活躍したら、新しい風が吹くと思うので期待してます」。自身が新風を吹かせる決意になぞらえるように話した。

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