松山英樹「自分でも楽しみ」自身初のメジャー大会首位で決勝ラウンドへ

 「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・第3日」(12日、クウェイルホローC=パー71)

 日没サスペンデッドで順延されていた第2日がこの日朝、終了し、松山英樹(25)=LEXUS=が通算8アンダー、134でケビン・キズナー(33)=米国=と並んで首位が確定した。松山はキズナー、通算6アンダーの15年覇者ジェイソン・デー(29)=豪州=とともに最終組で午後2時(日本時間13日午前3時)にスタートする。

 日本勢では谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=が通算4オーバーの60位タイ、小平智(27)=Admiral=はカットラインぎりぎりの5オーバーの70位タイで予選通過。池田勇太(31)=フリー=は9オーバーで予選落ちした。

 2日目に7バーディー、ノーボギーのメジャー自己ベストの64を叩き出し、一気にリーダーボードを駆け上がった松山が首位で決勝ラウンドに進んだ。前日のホールアウト後に臨んだ公式記者会見では、気の早い米国人記者からメジャー初優勝による母国への影響を問われ、「ちょっと難しいですね」と戸惑いながらも「どういう影響があるかは分からないけど、影響があるということは自分にとってもいいことだと思うので優勝したいと思います」と意欲的な言葉を口にした。

 首位で3日目を迎えるのはメジャーでは初。「残り2日、どういうプレーができるのか自分でも楽しみです」。緊張や高揚感を問われると「プレー中はあるかもしれない。嫌でもそれは出てくると思いますけど、今はないですよ」と淡々とした口調でこたえた。

 2日目はショットの感覚が悪いと言いながらも7つのバーディーを奪い、前日の6つと合わせ、バーディー13個は出場選手中最多だ。1日目に5つあったボギーが2日目はゼロだったことには「ボギーは打つものだと思いますし、きょうはたまたまなかっただけ。打ちたくないんですけど、どうしても避けては通れないところだと思うので、そのぶん、バーディーがたくさん取れればいいなと思います」と話した。

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