優作大苦戦 風に翻弄された第2ラウンドは“試練”か…
「男子ゴルフ・全英オープン・第2日」(21日、ロイヤル・バークデールGC=パー70)
今季日本ツアーで2勝し、賞金ランク1位を走る宮里優作(37)=フリー=が大乱調。イーブンパーの40位から巻き返しを図ったが、バーディーなしの5ボギー、2ダブルボギー、1トリプルボギーの82と崩れ、通算12オーバー。池田勇太は通算10オーバー、谷原秀人は通算12オーバーで、3人とも予選落ちが確実となった。
宮里優は3度目の出場となった今回も、厳しい戦いになった。第2ラウンドは、時に秒速15メートルに迫る風に翻弄(ほんろう)された。7番から辛抱仕切れなくなり、音をたてるように崩れていった。
7番パー3は1打目がグリーンを外れ、次もミスしてバンカーへ。8番パー4は第3打が右へ出てバンカーに入り、3メートルのボギーパットも入らず連続ダブルボギー。9番もボギーにして、この3ホールで5つ落とした。
12番からは3連続ボギー。前日のプレー後は「内容とスコアがまだ一致していないが、スコアメークできたのは第2ラウンドにつながる」と話していたが…。宮里優にとっては試練の2日目となった。