「男子ゴルフ・全英オープン・第１日」（２０日、ロイヤル・バークデールＧＣ＝パー７０）

　４バーディー、２ボギーの６８で回った松山英樹（２５）＝ＬＥＸＵＳ＝は首位と３打差の１２位につけた。宮里優作は３バーディー、３ボギーの７０で４０位。池田勇太は３バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの７１で５８位となった。谷原秀人は７７で１４２位と出遅れた。ジョーダン・スピース、マット・クーチャー、全米オープン選手権覇者のブルックス・ケプカ（いずれも米国）が６５をマークして首位に立った。

　自身２０度目のメジャーは有数の好発進となった。首位と３打差につけた松山は「今日のように粘り強くできたら、上位には行ける」と手応えを語った。

　今季のメジャーは初日でつまずき、追い上げるパターンが続いた。マスターズは１１打差５４位から１１位、全米オープンは９打差８２位から２位まで上げた。６８はメジャーの第１ラウンドとしては自己最少。トップとの３打差も１４年全英オープンに並ぶ最少タイだ。

　現時点の首位との差については「何も気にしていない」と受け流す。「最高のラウンドができたらいいなと思うけど、そんなに簡単にはできない。少しでもスコアを崩さないように。一つでも伸ばせるように」と残りの５４ホールをにらんだ。