A・パーマーの孫が暫定首位!7アンダー64発Vへ好発進

 「米男子ゴルフ・ジェネシス・オープン・第1日」(16日、リビエラCC=パー71)

 霧で中断した影響で48人が競技を完了できず、日没サスペンデッドとなった。昨年9月に87歳で死去した往年のスター、アーノルド・パーマーの孫、サム・サンダース(29)=米国=が7バーディー、ボギーなしの7アンダー、64で暫定首位に立った。出場2大会連続優勝を狙う松山英樹(24)=LEXUS=は16ホールを終え、1アンダーで暫定51位。石川遼(25)=CASIO=はラウンドを終え、1オーバーの72と出遅れた。

 パーマーの孫が好発進した。今年はくしくも、A・パーマーが1967年の大会で3勝目を挙げてから50年。サンダースは「祖父はこの試合を愛していた。当時とコースは違うけれど、セレブに愛された素晴らしい試合だとよく話してくれた」と思いをはせた。

 終盤の7番で6メートルを沈めてバーディーを奪うと大歓声に包まれた。7バーディー、ボギーなし。「ラウンドが進むにつれ、どんどんギャラリーが増えた。たくさんの声援をもらえてうれしかった」と興奮気味だった。

 09年にプロ転向し、米ツアーでは2位が最高。昨季は年間ポイントで148位だった。スポンサー推薦で出場を果たした今大会でツアー初勝利を目指している。

 「祖父が亡くなったのは本当に大きな出来事だった。パーマーの孫ということでプレッシャーもあったが、今はようやく自分のプレーができるようになった。まだまだ戦いはこれから」

 29歳のサラブレッドは、祖父譲りの端正な顔を引き締めた。

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