女子ゴルフ対抗戦 日本歓喜&涙の初V

 「女子ゴルフ・ザ・クイーンズ・最終日」(6日、三好CC=パー72)

 シングルスのマッチプレーが行われ、日本は渡辺彩香(22)が韓国選手に1アップで競り勝つなど、猛追した韓国を3点差で振り切り、通算勝ち点41で初優勝した。日本は成田美寿々、笠りつ子らが勝ったが、主将の上田桃子が敗れるなど6勝1分け2敗だった。

 歓喜。そして涙。初の4ツアー対抗戦のフィナーレは、18番パー4、渡辺のバーディーパットだった。カップ右手前から5メートル。迷うことなく打ち出されたボールがカップに沈んだ。その瞬間、チーム9人全員で待ち望んだ優勝が決まった。

 「私の勝ち負けがチームの結果に大きく関わるんじゃないかと思っていた。先輩たちが見ていてくれたのが心強くて。その気持ちに応えられたというのがうれしくて。涙が出ました」と渡辺。チーム最年長の大山は「彩香ちゃんなら絶対にやってくれると思ってた。自分の優勝よりもうれしくて本当に感動した」と涙をぬぐった。

 宿敵・韓国の猛追を振り切っての優勝。キャプテンの桃子は「去年の日韓戦、そして今シーズンも(日本人選手がふがいないと言われて)みんなが悔しい思いをしてきた。だからこそチーム一丸となって強い気持ちで戦えた。この経験は一人一人の来年につながると思います」と締めた。

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