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遼、単独首位 2位に4打差で独走態勢

 9番でラフから第2打を放つ石川遼
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 「男子ゴルフ・カシオ・ワールドオープン・第2日」(27日、Kochi黒潮CC=パー72)

 2位から出た石川遼(24)=CASIO=が7バーディー、ボギーなしの65で回り、通算11アンダーで単独トップに立った。初日から36ホール連続ノーボギーと安定感は抜群。今季国内ツアー2勝目へ向けて2位の黄重坤(韓国)に4打差をつけた。昨季賞金王の小田孔明(37)が5打差の3位に浮上した。

 絶体絶命のピンチをチャンスに変えた。5番パー5。ドライバーで放った石川の1打目は右のカート道へ。救済を受けてボールをラフにドロップすると、大きな木に視界を阻まれた。なのに、キャディーの弟・航くん(15)を引き連れる石川は気後れすることもなく堂々としていた。

 「リカバリーが自分の真骨頂。ミスしてからが自分のゴルフだと思ってやっている」

 6番アイアンを握り、「曲がりすぎるくらい曲げようと思った」。球は40ヤード先の木の間を抜け、急激に左へスライドした。見事なトラブルショットに沸くギャラリー。しかし、“真骨頂”はそれだけにとどまらない。残り185ヤードの3打目をピン右上2・5メートルにピタリとつけ、バーディーを奪ってみせた。

 主戦場とする米ツアーでの経験も生きた。ハーフターンで50分待ちとなり、「自らスイッチを切った」。クラブハウスのレストランに向かい、うな重大盛りとラーメンを平らげた。「米ツアーは雷で中断することが非常に多いので」。オンとオフをうまく切り替え、より集中力を高める術を身につけたことが、後半の4バーディーにつながった。

 フェアウエーキープ率は28・57%(95位)ながら、この日ベストの65をマーク。2日連続でボギーはない。大会を主催するカシオ計算機と所属契約を結ぶホストプロとして、「心の底のエンジンは高い回転数なのかな」と言う。ハラハラ、ドキドキの石川劇場。ギャラリー以上に石川自身が燃え、楽しんでいる。

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