石川遼、68で11位にも納得せず
「男子ゴルフ・三井住友VISA太平洋マスターズ・第1日」(12日、太平洋クラブ御殿場コース=パー72)
マスターズを2度制したバッバ・ワトソン(37)=米国=が1イーグル、8バーディー、1ボギーの63で回り、2年連続の首位発進を決めた。1打差の2位に片山晋呉(42)=イーグルポイントGC=が続き、ワトソンと同組で回った今季国内ツアー4戦目の石川遼(24)=CASIO=は68で回り、11位につけた。
石川は11位とまずまずの位置につけても「全体的にあと少し」と納得しなかった。ドライバーが左右に散り、結果的に入ったパットでも、打ってすぐ首をひねる場面があった。
インスタートの前半は3バーディー、3ボギーと一進一退。後半アウトで4バーディー、ボギーなしと伸ばしたものの、68のスコアに「6、7アンダーはいけたのに」と歯がゆそうだった。
飛ばし屋のB・ワトソンと同組で「飛んで曲がらなくて楽しいなと思って見ていた」と笑う。一方で「距離だけで勝負するのではない。今は自分がどうなりたいかというものがある」と、5打差の逆転に意欲を燃やした。





