鈴木愛、偉業達成の陰に両親の支え

 「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯・最終日」(14日、美奈木GC=パー72)

 首位から出たプロ2年目の鈴木愛(20)=フリー=が5バーディー、4ボギーの71で回り、通算5アンダーでツアー初優勝を果たした。国内メジャーで初優勝を飾ったのはツアー史上8人目。

 鈴木の両親も娘の優勝をコースで見届けた。この日、徳島から駆けつけた父・健司さんは「きのう(第3日)、首位で持ちこたえたので、きょうは8、9割方、優勝すると思っていました」。娘の性格を「とにかく負けず嫌い。自分が悪いことをしても絶対に謝らない」と苦笑いし、ジュニア時代は練習中に口論となり、練習場から歩いて帰らせたことが何度もあったという。

 母・美江さんは目頭を押さえて優勝スピーチを聞いた。現在も一緒にツアーを転戦。母がハンドルを握る愛車は今年になってわずか1年で乗りつぶし、新たに購入した車も先月故障したばかり。優勝副賞のハイブリッドカーに「大きな車ですね。私、苦手なんです。運転できるかしら」と、うれしい悲鳴を上げていた。

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