上原パット入らず25位「かなり悔しい」

 「起亜クラシック・最終日」(30日、アビアラGC=パー72)

 3位から出た上原彩子(30)=モスフードサービス=は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの77と崩れて通算3アンダーで25位に終わった。67で通算13アンダーに伸ばしたアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)が今季2勝目。70で回った宮里藍は4アンダーで24位、野村敏京は1アンダーで39位だった。

 前日は24パットと面白いようにボールをカップへ入れたが最終日は一転、「スピードが全く合わなかった」とパット数は36を数えた。米ツアー初勝利の可能性は早々と消え「かなり悔しい」と唇をかんだ。

 米ツアーでは経験のない優勝争い。1番で2メートルのパーパットを外し、パー5の8番はディボットから打った残り90ヤードの第3打を池に入れてダブルボギー。後半は3パットが2度に、カラーからパターで4打を要した16番と崩れてしまった。

 同組のノードクイストが優勝。「違いはパッティング」と敗因は明らかだった。悔しさで言葉に詰まりながらも、最後は「優勝は手の届くところにある。手応えは感じた」と強気に話した。

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